鈴木眼科クリニックは南北線 南平岸駅から徒歩5分に位置しています。白内障、緑内障。ドライアイ、遠視・近視、コンタクトレンズ検査など平岸におけるかかりつけ医として幅広く診療しています。
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遠視・近視・乱視

屈折異常とは

目の中では角膜と水晶体がカメラのレンズ、網膜がカメラのフィルムの役割をしています。通常、光が入ってくるとレンズを通して網膜にピントが合った絵が映ります。
これを正視といいます。
屈折異常とは、カメラでいうとピンボケの状態で、いわゆる「近視」、「遠視」、「乱視」のことをいいます。
遠視、近視、乱視があると、網膜にピントを合わせるためには眼鏡やコンタクトレンズが必要になります。

遠視

遠視とは、ピント合わせの筋肉を休ませた状態で遠方を見た場合、網膜よりも後ろに焦点を結ぶ状態のことをいい、ピント合わせの筋肉を休ませた状態ではどこにもピントが合っていません。
そのため、常にピント合わせの筋肉を使わなければならないので目が疲れやすくなります。原因は近視とは逆に眼球が短いことですが、水晶体や角膜の度数が正常範囲でないことで遠視になる場合もあります。
弱い遠視の場合は、遠くは良く見えるのに、近くのものを見るとピントが合わずぼんやりするという状態になります。
近視と違い手元にピントが合いにくいので、近くを見て育つ幼少時期の子供の遠視は弱視を伴うこともあります。

近視

近視とは、ピント合わせの筋肉を休ませた状態で遠方を見た場合、網膜の手前に焦点が結ぶ状態のことをいい、近くのものはよく見えます。
レンズの役割をする角膜や水晶体の屈折力が強いためにおこる近視を屈折性近視といいます。
近くを見続けることにより水晶体が緊張してしまう仮性近視もこれに含まれます。

乱視

乱視があると、目の中に入ってきた光が、2ヶ所以上で焦点が合ったり、どこにも焦点が合わなくなります。
そのため、2重に見えたり、かすんで見え、目が疲れます。
乱視の原因は、角膜と水晶体が歪むことです。
角膜の歪みが原因の乱視を「角膜乱視」、水晶体の歪みが原因の乱視を「水晶体乱視」といいます。
乱視はこれらを足し合わせたものですが、実際は角膜乱視が多くを占めています。
原因は様々であり、生まれつきの事もありますし病気や怪我の後遺症の事もあります。

屈折異常の症状

人間の目は外部からの光によって目の中にあるレンズが光を交差させて、光の網膜を通じて視神経から頭脳に情報を行きわたらせています。
人間の目のレンズの異常によって、屈折異常が出た場合の症状として光が正常に取り入れられないために、目の前が真っ暗になったり場合によっては失明することもあります。

屈折異常の治療法

屈折異常の多くは、眼鏡やコンタクトレンズを装用することで解決できます。
日々の生活の中で不自由な見え方の状態を続けていると、生活の質が下がるだけでなく、眼精疲労など、辛い症状に繋がってしまう可能性もあります。
見え方に不自由さを感じた方は当クリニックまでお気軽にご相談ください。